またしても延長戦で敗北 [Atlanta Braves]

Twins Won Tie Breaker.jpg

結局このシリーズはSweepされて、6連敗でシーズン終了。

DET@MINのOne Game Play-offの感想も書きました。

最終戦の先発はBravesがHudson、WSHがルーキーのJ.D.Martin。Martinは15試合に先発でIP71.0に対しEHRが14と多く、ERAも4.69となっているがいろいろ見てみるとさほど悪くないように思う。対右がERA3.54なのに対して対左は5.45と左右で相性が明らかに違う。左打者にも通用する球種があれば立派なローテーションの1駒として計算できるようになるのではないか。

序盤から両先発投手の好投で、ヒットはあるものの3塁にランナーが行くこともなく投手戦に。
5回表にSammonsが鋭い送球でランナーMaxwellの盗塁を刺す。一番良いところに投げられて、2塁手K.Johnsonは本当にタッチするだけだった。
6回裏、McLouthが左中間へのSolo-HRでBravesが1点を先制。球種はチェンジアップか、キャッチャーはOut Lowに構えていたが球は真ん中へいったところをジャストミート。その後も2連打で1,2塁のチャンス...と思いきや1塁ランナーのPradoが暴走して3塁でタッチアウト、チェンジ。
7回表、1アウトから3連打で(全てシングル)すぐに同点にされるが、後続は三振と1塁ゴロで抑える。
7回裏、WSHは投手をClippardにスイッチ。ここからClippardは2回を1安打2三振の好投を見せて防御率を2.69まで下げた。
8回表、三遊間を抜けそうなあたりをEscobarがバックハンドで捕球し、そのままジャンピングスローで6-4-3のダブルプレー。
8,9回のBraves投手リレーはMoylan-Sorianoの勝ちパターン。しかし打線は二人の好投を全く援護できず。
11回表には川上憲伸が予定外の登板(延長になったため)で、先頭Morseに長打を打たれるが送りバントを好フィールディングで3塁タッチアウト。そして併殺で無失点。
12回も川上は続投し、またしても安打を許しワイルドピッチなどで3塁に進まれるが、ライトInfanteのファインプレーで凌ぐ。
15回表、四球でDukesが出塁するとNieves, Gonzalezの連打でついに1点を勝ち越し。
15回裏、先頭代打Vasquez(もう打者が残っていないので先発の中でもっとも打撃の良いVasquezが打席に)がピッチャー強襲の内野安打かと思われたが、ショートDesmondがベアハンドでボールをつかみ送球し、判定はアウト。悔しいがナイスプレー。2アウトからInfanteがシングル、Pradoがダブルを放ち2,3塁のチャンスにB.Conradがあえなく三振でゲームセット。チェックスイングを取られての三振だったのだが、私は(順位が決まる大事な試合でも無いが)密かにあれは回っていないと信じている...ここで我らがCoxが抗議に行くのもおもしろかったかもしれないか

では川上を救ったInfanteのプレーをどうぞ↓
http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=7005545
"Made a great catch and never lost his gum."(すばらしいキャッチで、ガムを落とさなかった)に笑えた。
川上の投球もピックアップされていた。フィールディングが軽快。↓
http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=7010509
8回のEscobarのジャンピングスロー↓
http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=7000821

話は変わるが、Jair Jurrjensが9月のPitcher of the Monthを受賞した。5試合に先発して4勝1敗、防御率1.25、36IPを記録。今期はリーグ3位の防御率でシーズンを終えた。実働2年目でこの成績なので今後が非常に楽しみだ。

MLB.comにBravesの簡単なシーズンレビューの動画があった。↓
http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=7007859
MadduxのBravesの永久欠番のセレモニーは感慨深いものがあった。

 

では、DET-MINの感想を。
この試合で優勝が決まるとあって、両チームとも迫力がすごかった。特に守備では互いにここぞという場面で好プレーが飛び出して相手の得点を防いでいた。特に地元TwinsのクローザーNathanが出てきた時の盛り上がりはすごく、9回のピンチを凌いだときのNathanの気迫には圧倒された。TigersはRodneyを引っ張りすぎたと思う。ほかの中継ぎは不安かもしれないが、慣れないロングリリーフをやらせるのは酷だし打たれた事は彼だけの責任ではない。Tigersの先発Pocelloはルーキーでありながら立派に大役を果たした。今期は予定外の早期昇格であったが前評判の悪かったDETが優勝争いをできたのは彼の貢献が不可欠だった。
個人的には、ホームチームであるのと、去年はOne Game Play-offでCHWに負けて優勝を逃しているのでMINを応援していた。Mouerのヒット、KubelとMiguel CabreraのHR、Nathanの投球がみれて大満足だった。

読んでいただきありがとうございました。
DET@MINにも試合の詳細を期待していた方にはすみません。そこまでする気力がありませんでした。なんせ両方とも延長戦なので...
明日からPostseasonが始まります。簡単な結果くらいは報告するつもりですがあまり詳しくはやらないつもりです。このブログを読むような方は大多数がメジャー通だと思うので。


 10 11 12 13 14 15 
WSH 13 
ATL 13 

W:L.Kensing(1-2, 8.92)
L:B.Logan(1-1, 5.19)
HR: ATL:N.McLouth(20)
WSH(59-103)-ATL(86-76)

 

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