Cliff Lee の見事な完投 [MLB Postseason '09]

Cliff Lee NLDS COL-PHI.jpg

NLDS第1戦、COL@PHIはPHIが初戦を制した。Cliff Leeは9回を被安打6、1失点の好投。

また、ALDS第1戦、MIN@NYYは6回の時点で松井の2-Run HRなどで6-2とリードしている。

試合の詳細は後でアップします。
↑アップしました。

遅れてしまいましたが、試合の詳細です。

COL-PHIは試合開始直後、Citizens Bank Parkは結構強い風が吹いていたのか、フィールド内にビーニール袋が舞っていた。簡単なフライも慎重に落下点に入っていたのはそのためだろうう。
2回にライトフライにTorrealbaがタッチアップで3塁を狙うがアウト。明らかな判定ミス。Torrealba"No WAY!!"(と口の動きからして多分言っていた)
1,2,3回、COLの先発U.Jimenezはコントロールが良く、打てる気配がしなかったが、PHIの初安打はまさかのC.Lee。しかも盗塁まで決めてしまった。しかしRollins三振でRetired。
Leeは立ち上がりは不安定だったものの、3回以降は自慢の制球が良くなり投手戦になるかと思われた。
しかし5回裏、耐球メジャートップクラスのWerthが四球、IbaniezがダブルでPHI先制。Ruizのヒットと守備の下手なHawpeのエラーでIbaniez生還。
6回裏はメジャー最高の二塁手Utleyがヒット、盗塁の後、打点王HowardがあわやHRの長打で1点追加。Low Middleへの速球だった。レフトGonzalezはフェンスまでの距離を見誤ったのか、捕球しかけたところフェンスにぶつかり落球。続くWerthも左中間へのトリプル、さらにIbaniezがシングルで5-0になる。Werthのトリプルはレフトからライトへの風でHRの打球がレフトからセンター方向へ戻されてフェンスに変なあたり方をした。押し戻されたせいか反応に遅れた(?)センターのFowlerは後少しのところで捕球できなかった。この4失点目でJimenezはKO。
その後はLeeの独壇場。3回から14人連続で打ち取るなどCOL打線を完璧に封じ込めるが、COLは9回Tulowitzkiのダブルで1点を返して完封を免れた。LeeはPHIの投手で初めて完投を記録。COLは右投手に対してはとてもよく打っていたが、左に対してはメジャー22位の.254しか打てていなかった。打者32人に対して25人には初球ストライク、投球の70%がストライク、速球の制球が抜群とかなり充実した投球内容のLeeには隙はほとんど無かったようだ。
また、Howard, Werth, Ibaniezで6H/11ABと主軸が大当たりしたのも勝因。

シーズンと同じ戦いができているのと、Hamels, Happと左の先発が多いPHIはこのシリーズかなり有利なのではないだろうか。

読んでいただきありがとうございました。
本当はテレビで観戦できたMIN-NYYの方を書こうかと思ったのですが、Leeの投球が見たかったのでこっちにしました。
せっかく全て見れた試合なので後から書くかもしれませんが...


October 7th Division Series
COL1-5PHI : PHI Leads1-0
MIN2-7NYY : NYY Leads1-0
STL3-5LAD : LAD Leads1-0
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