11Inningsで4点

 

しか取れないBraves打線。WSHのあの投手リレーに抑えられ、Jurrjensの好投実らず５連敗。(Oct. 3rdのゲーム)

Bravesの先発はJurrjensで今期３４回目の先発。対するはWSHのルーキーDetwiler。このDetwilerという投手、2007のWSHの1st Pick(全体では6th)である。ここまで70IPでERA5.35とあまり振るわず。見たことが無いため何とも言えないが、四球が33個と多く課題は制球力か。

初回、いきなりHarrisにライト線へダブルを打たれると、Zimmermanのセンターへのヒットで先制点を献上。Dunn三振の後、WillinghamのヒットになりそうなあたりをMcLouthがナイスキャッチ。ピンチを逃れる。
１回裏はヒット、四球でチャンスを作るが、Jonesが併殺に倒れて得点ならず。
２回も１，２塁のピンチを招くがアウト全てを三振で取って抑える。
２回裏、SSのDesmondの好プレーでレフトへの打球をアウトにされる。この回は三者凡退。
３回裏、Jurrjensが四球で出塁し１番からの好打順にもかかわらず、盗塁死などで得点できず。
４回表に先頭I.Desmondに内側の速球を二日連続のHRにされて2-0に。
５回裏、またしてもDesmondの好プレーにヒットを阻まれる。
６回からDetwilerに代わりS.Riveraがマウンドへ。McLouth四球の後Pradoのヒット、Jonesのゴロで２，３塁。ここで投手交代。出てきたのはベテランR.Villone。そして捕手も一緒に交代で、出てきたのは元SEAのJ.Burke。Releaseは知ってましたがここにいたとは...　McCannのシングルで２点を返して同点にした。
９回裏、同点で先頭McCannがヒットで出塁しその後敬遠で１，２塁のInfante勝負。相手の思惑通りダブルプレーでWalk-offならず。
１０回表、終盤絶好調のP.Moylanが登場。しかしZimmermanにダブルを打たれると、Dunnを敬遠、代打C.Guzmanにライトへダブルを打たれて２失点。勝ち越しをゆるしてしまう。
１０回裏、この日Maxwellは二つ目のダイビングキャッチ失敗でLaRocheにヒットを許す。今期絶不調のK.Johnsonが代打でダブルを放ち１点を返すと、Jones敬遠の後代打Nortonがセンターへタイムリーで追いつく。
１１回にはAcostaが登板。Orrのヒットの後、Maxwellに勝ち越し2-Run HRを被弾する。ど真ん中の速球で明らかな失投だった。最後はKensingに抑えられて試合終了。6-4で敗戦。

先発のJurrjensは２回まではコントロールが不安定だったものの、３回以降はHRの失点を除けば非常に良い内容。８回を投げきり被安打５、９三振は上出来。防御率は2.60となった。相手のDetwilerはよく四球を出し、良いあたりも打たれていたが守備の助けやBraves打線の打ちそこないも多かった。５回までは１安打と全くヒットが出ず、試合全体でもダブルプレー３つとつながりが無かった。この日のDetwilerは元々長いイニング投げる予定は無かった様で62球で降板している。仮に続投していたらとらえられたかもしてないが、私が見た限りではそのまま抑えられて負けていたのではないかと思う。

話は変わるが高校野球界の怪物、菊池雄星投手が日米球界で話題になっている。MLBTRでも何度か名前が挙がっており、NYY, NYM, CHC, LAD, SF, DET, Braves, TEX, SEA, CLEなどがスカウティングをしているらしい。NPBにはプロ志願書を出したらしく、ドラフト直前にMLBかNPBかの判断をする模様。NPBでは１巡指名が確実なだけにどちらを選択するかは注目である。しかしMLBには菊池レベルの若い選手はゴロゴロいるわけで、MLBへ挑戦するからといって必ずしもBig Leagueでプレーできるとは限らない。ただ一つ言えるのは契約金は$400-600Kになると言われていてこれは日本のトップレベルの選手の年俸に匹敵するということくらいか。

怪物と言えば忘れてならないのがStephen Strasburg。Viera, FLでDETの教育リーグのチームを２回１失点、被安打３、三振２、19/6(Strike/Ball)だった。Nationals Pitching Coordinator Span Williamsの言葉を引用する。
"I thought he threw the ball extremely well. He located the ball pretty good. Normally a kid that has his first professional outing is up in the zone and overthrowing, but he stayed within himself and did a nice job. He stayed composed, and I was very pleased."
「彼の球は非常に良く走っていたと思うね。狙ったところに投げられていた。普通初めてプロで投げる子は（ストライク）ゾーンの高めに暴投するもんなんだが、彼は自分をしっかり保って良い仕事をしていた。彼は冷静で、私はとても関心させられたよ。」
かなり意訳したが、こんな感じか。Strasburgは教育リーグでもう１試合投げた後にArizona Fall Leagueに参加する予定だ。

読んでいただきありがとうございました。
後半はかなりの長文になっております...記事を分けた方が良かったですかね。
今日はいよいよOne Game Play-off。楽しみです。

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	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	R	H	E
WSH	1	0	0	1	0	0	0	0	0	2	2	6	9	0
ATL	0	0	0	0	0	2	0	0	0	2	0	4	8	0

W:Z.Segovia(1-0, 7.84)
L:M.Acosta(1-1, 4.46)
SV:L.Kensing(1, 9.45)
HR: WSH:I.Desmond(4), J.Maxwell(4)
WSH(58-103)-ATL(86-75)

 

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タグ：Atlanta Braves MLB Washington Nationals Jair Jurrjens Ross Detwiler 菊池雄星 Stephen Strasburg

コメント 2

初コメです。
人気ブログランキングからやってきました。

僕はマーリンズのファンなのですが、今年のWカード争いは楽しかったですね。
残念ながらお互いプレーオフは外野からの観戦となってしまいましたが、来年以降期待しましょう！
これから更新ごとに訪問さしていただく予定なのでよろしくお願いします＾＾
by malrins (2009-10-07 14:53) 

malrinsさん、コメントありがとうございます。

ブログ読ませて頂きました。A's, Marlinsファンと言うことは数字の扱いが得意な方なのでしょう。私もそこそこの知識はあるのですが、記事を見てもらえれば判る通り数字についてはまだなれておらずこれから勉強といった感じです。アドバイス、指摘は大歓迎なのでよろしくお願いします。

今年はあきらめかけたとたんに勝ち始めて、NL WC争いを盛り上げられたことが良かったです。結果はMarlinsにも抜かれて地区３位でしたが...。 来年はBAのPOYに輝いたJason Heywardがデビューするので、期待しています。

私もこれから頻繁に訪問させて頂こうかと思っています。こちらこそよろしくお願いします。
by Sat (2009-10-07 16:00)