Gold Glove & Silver Slugger Awards AL編 [Stove League '09-'10]

 

かなり遅くなったがせっかく書いたので掲載。
感想などまとめ。

AL Gold Glove 2009.jpg
AL Silver Slugger 2009.jpg


・ MussinaとRogersという守備の名手がいなくなって、言わずと知れたパーフェクト男Buehrleが投手として初受賞。元々守備の評価が良かったため納得。RF/9もかなり高い

・ MauerはGG,SS共に2年連続受賞。RFは良くないが捕手の守備力をこの数値を使って測るのはあまり適切でない(WPのブロック、リードなどあるため)。Fielding BibleではMauerは第3位にランクインしており、打撃部門では長打力が飛躍的にアップして2年連続の首位打者など充実した1年だった。文句なしの受賞で今期のAL最強打者。

・ Mark Teixeira、Derek JeterがNYYでは共にダブル受賞。
Teixeiraはシーズン中はもちろん、10月もすばらしい守備でチームのピンチを救ってきた。HR王とRBI王も受賞し、大型契約1年目はそれに見合った働きをした。
Jeterは今期、それまで言われっぱなしの守備の改善に努めたようで、この年齢になって守備が良くなった。しかしそれでもGG受賞は「?」という感じ。個人的にはLAAのEric Aybarが受賞にふさわしいと思う。AybarはRF/9が4.68と非常に高く、持ち味の強肩もすばらしい。だが、4年連続のSSはさすが。年間通して先頭打者としての役割をしっかりとこなし、Lou Gehrigの持つ球団安打記録を塗り替えシーズン200安打も達成した。WSも優勝し、彼にとっては記憶に残る年になったに違いない。

・ エラーが非常に少ないことで有名なPolancoは2回目の受賞。他にもっと適切な選手がいた気もするが…

・ 昨年、ルーキーながらRays優勝の立役者となった期待の若手Evan LongoriaもGG,SSのダブル受賞。昨年までのSS、A-Rodはケガで出場試合が少なくなったためLongoriaの受賞。2年連続でこれだけのハイレベルな数字を残せれば本物。スタイル的には仕方ないのだが三振が多いのは改善の余地ありか。守備の方もLongoriaはすばらしいモノを持っている。

・ 9年連続200安打のメジャー記録達成のIchiroもGG,SS同時受賞。この人のすばらしさはもはや説明っする間でも無いだろう。しかし、個人的には今年のGGは受賞できないのではと思っていた。と言うのも、センターを守っていたGutierrezの守備はIchiro以上だと見てて思ったからだ。GutierrezのRF/9は3.00という高さ。これはスピードと落下点の見極めがすばらしいことによるものらしく、送球に関してはスピード、コントロール共に平均より少し良い程度らしい。

・ HunterもIchiroと同時に9年連続のGG受賞。そして今年はSSも受賞。守備が良いのは当然のこと、打撃でも長打力が光った。

・ Adam JonesがAll-Star初出場に続き、GGも初受賞。肩の力が魅力。ハイレベルなRF/9を残し、打撃の方でもかなりの飛躍を見せた。

・ 脳しんとうから見事なカムバックを見せたAaron HillがSSを受賞。ちなみに上で書いた2BのGGにもっとふさわしいと思う選手。36本のHRには驚かされた。守備もすばらしく、たびたびファインプレーの動画に載っている。

・ 今オフのFAの目玉選手の一人、Jason BayがSS初受賞。Manny Ramirezの穴を埋めるには十分な働き(完璧に埋め合わせることはさすがに無理だが..)でRC27は7.7。グリーンモンスター越えの打球が印象的な選手。

読んで頂き、ありがとうございます。ミスでSSの方は若干文字がぼけて見えますがスルーしてください(笑)。

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