Stove League '09-'10 Vol.3 [Stove League '09-'10]

最近忙しくてブログ更新が滞ってしまった。これからは週1-2回くらいのペースで更新していく予定。

では、MLBTRより最近の気になった情報などを

1.Tim HudsonのExtentionについて。Bravesの来期のローテ候補が6人と余剰している事から注目されているHudsonとのオプション。Hudson側はBravesに残れるなら若干低い年俸で再契約しても良いと言っていて、10月の終わりには3年$24-27MMくらいで契約するだろうと思われていた。しかし11月に入って、WSが終わったがまだアナウンスは無い。球団側はどうやらTJの後なので医師による検査の結果を見てからでないと契約するつもりはない様。Hudsonは週末にKansasのFort Scottで行われるLaRoche主催のチャリティーイベントから戻ってきてからMRI検査を受けるらしい。再契約自体は楽観的に見て良いと思うが問題はその後Lowe,Vasquez,Kawakamiの中から誰を放出するか、という問題に逆戻り。(もちろんベストなのはLoweの引き取り手が現れてくれること。)

2.中央大学のRHP、Takahumi NakamuraがCLEとマイナー契約。長身ので速球は92mph、魅力は奪三振率だが同時に四球も多い。

3.Freddy SanchezがSFと2年$12MMで契約延長。Sanchezは7月にトッププロスペクトとのトレードでPITから移籍。PITは元々契約の延長を望んでいた様だが意味不明(?)のマネージメントに愛想が尽きたのか延長を拒否していた。元々2010はClub Optionで$8.1MMだった。ミートの巧さは定評があるがちょっと出塁率が低い。2006の首位打者の時の勢いはどこへ行ったのやら。それでも.295/.330/.400くらいは計算できるので2塁手としては良い。

4.LAAのGary Matthews Jr.がトレードして欲しいと発言。Hunterが来てからは完全にパートタイマーになってしまい、出場機会が欲しいとのこと。本人はまだセンターでやる力はあると思っている。例のMitcheall Reportで名前が挙がった選手の一人で今の契約は薬物のおかげ。

5.Manny Ramirezの2010のオプションは結局行使された。AL(Central?)のチームが、LADが一部負担でのトレードに興味があってコンタクトがあった模様。

6.CLEはManny Actaを次の監督に雇った。WSHをクビになったActaだがHOUもオファーを出していたらしく、何でこんなに人気なんだか。(3年+1年のオプション)

7.日本でも少し報道されているが、TBの岩村明憲とPITのJesse Chavez(+α)がトレード。理由は以前にも触れたとおりZobristの存在とPayrollの削減。しかし$4.85で高いってのもある意味すごい。付け加えるとこれはPITの選手の中で最高の年俸になる(笑)。PITはケガから復帰した9月から岩村に興味を持っていた。オプションの破棄/行使はWSの次の日までなのでこの権利と一緒にトレードされたという形。本人がTBへ来たときとにたような境遇になったのもまたおもしろい。岩村はチームとの複数年の長期契約を望んでいるとコメントした。 J.Chavezは今年がルーキーイヤーで4.01ERA 67.3IP 6.3K/9 2.9BB/9、2014までTBのコントロール。PITはFA市場が始まったらRick Ankielを獲得する意志がある様。余談だが、2塁手を探していたMINはトレード合意間近のところまで行っていたらしい。

8.CHWのJohn Danksが調停初年度の今年に複数年の契約延長を望んでいる。今期のDanksは初めて200IPを越えてSO/9が6.7、BB/9が3.3。まだ24歳と若く持ち味はBuehrle伝授のカッターだがU.S.Cellularに相性の悪いフライボールピッチャーなので被本塁打が多い。昨年の15から28とかなり増えておりその分ERAも4分あがっている。

9.Ted Lillyが左肩の手術を受けた。CHC3年目の今年は若干登板数が少なかったがAll-Starにも選出される活躍を見せた。

10.Mark KotsayがCHWと再契約。1年$1.5MMで1月にBOSと結んだ内容とほぼ同じ。BOSにいる間はさっぱりだった打撃はCHWに来てからは.292/.349/.434となかなかの活躍。ポジションは主に1Bだったが外野全てでプレーできるユーティリティでケガさえなければレギュラーで使えるレベル。

11.LADはJon Garlandのオプション破棄。Buyoutの$2.5MMはトレード元のARIが負担。2002以降8年間32GSをキープしIPも200前後と健康である程度計算できる投手。ERAは4.50前後で被打率が高いのがこれは三振が少なくほとんど打ち取ってアウトを稼ぐスタイルのため。2010のオプションは$10MMと妥当な金額だがLADはPadillaとの契約延長を狙っているために破棄か。

12.ARIのChad TracyのオプションはBuyout。2005,2006の成績は立派だがその後は出場機会が減り、ここのところは毎年成績が下降している。$7MMは高すぎるので破棄は妥当。

13.Postseason中に契約延長を望んだ謎の行動を見せたLAAだが、無事にBobby Abreuと再契約。今年は相場を見誤って$5MM(インセンティブで+1MM)で拾われて.293/.390/.435というコストパフォーマンスの良い年になった。契約内容は2年で$18MM+2012のオプション$9MM($1MM Buyout)。打撃成績に関しては文句の付けようが無くすばらしいが守備に難あり。センターのHunterに助けられてる(?)。年齢的にはそろそろDHで出場する機会が増えると思われる。金額、年数ともに妥当。

14.FLA元トッププロスペクトのJeremy HermidaがトレードでBOSへ移籍。交換相手はLHPのHunter JonesとJose AlverezでJonesは対左が.206(3A)だがメジャーでは11試合でERA9.24、Alverezはまだ1Aでよくわからないが今年は昨期よりは向上している。Hermidaは打率の割に出塁率はいいが、三振が多い。守備はUZRだと平均レベル。おそらくBOSでは外野の控えになる。Epsteinはまだ伸びしろがあると見ているようでやすい買い物だと言っている。

15.CHWのChris Getz+Josh FieldsとKCのMark Theahen+$1MMのトレード成立。またCHWはJermain DyeのオプションをBuyout。これによってCHWは3BでTheahen、2BでGordon Beckhamという起用法で行くらしい。Getzは来期は完全に便利屋か。Theahenはライトで使うのもアリで、UZR-2と平均をやや下回るがDyeのUZR-17.5よりは遙かにマシ。キャリアでのU.S.Cellularでの成績は良い。Dyeは今期は最後の2ヶ月でスランプに陥りCHWの優勝争い脱落の要因の一つとなった。FAはType Aだが調停は無しで、本人はTEXに興味があるらしい。

16.肩の手術で今期のほぼ全てを棒に振ったBrandon Webbだが、ARIは$8.5MMの球団オプションを行使。

17.KCはCoco Crisp(いつも思うんだが、おいしそうな名前), Miguel Olivo, 藪田安彦のオプションを破棄。

18.MINのCarlos GomezとMILのJ.J.Hardyがトレードで移籍。これによりMILとMike Cameronの再契約は無くなり、Melvinは先発投手の獲得を望んでいるようだ。MulderやLackeyの名前があがっている。Hardyは本来は守備が良くて打撃も向上してきた選手だったが今期は不振。8月にはマイナーに落とされトレードの噂があがっていた。しかしどの球団もクレームせずに素通り、FA取得年度を遅らせるための措置となった。トレード自体は互いのニーズに合ってはいるがMIL側に不利なトレードであったように思う。もう1人くらい連れてくることくらいできたはずだが。

 

とりあえずこの辺まで。World Seriesのレビューみたいなのもやりたいんだがいかんせん時間が無いのでできそうにない。少しずつ書いていくのでそのうちアップするかも。

 

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